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釣りコラム

ハンドメイドルアー工房

ハンドメイドルアー"ここにフォーカス"(紙ヤスリ編)

2007.09.05 掲載
広岡クラフト代表
広岡勝幸

紙ヤスリ片手に今日もゴシ、ゴシ、明日もゴシ、ゴシ、その次の日もゴシ、ゴシ、そのまた次の日もゴシ、ゴシ・・・あ~ゴシ、ゴシ。このサンディングのような地味で根気のいる作業は「めんどくさいから適当に」とか「チョコッと手を抜いてやれ」とかになりがち。それでも、せっかく貴重な時間を割いてルアーを作るのですからツ~ルツルの♪ピッカピカを目指しましょう。

それでは数種類ある紙ヤスリの中から、まずは空研ぎペーパーの性能や性質について考察して行きたいと思います。

空研ぎペーパーがDIYショップなどで販売されるようになったのはまだ最近のこと、確か2000年前後と記憶しています。言わば空研ぎペーパーは紙ヤスリ業界“期待のニューフェース“といったところでしょうか。この空研ぎペーパーの表面には目づまり防止剤がコートしてあるので、ほとんど目詰まりはしません。目詰まりしないということは、作業中に何度も紙ヤスリを交換しなくてもいいので集中力が保てるということ、すなわち空研ぎペーパーは集中力を必要とする木材の成形作業には持ってこいの紙ヤスリだと言えます。

木材を削り終えボディの成形が完了すると、次はドブ浸け(コーティング)にはいります。

そしてコーティング被膜のサンディングに使用するのがこの耐水ペーパー、耐水と言っても水は使いません。そのままで使用します。

ここで一つ注意点があります。

木材を削る際に使った空研ぎペーパーがあまりにもよく削れるからといってコーティング被膜のサンディングに使用してはダメ!。なぜなら空研ぎペーパーにコートしてある目詰まり防止剤がサンディングによってボディに付着してしまい(肉眼では見えない)、そのままドブ付けを行なえば目づまり防止剤がコーティング液に溶けて被膜が白く濁るという問題が発生してしまうからです(使用したコーティング剤はウレタンクリヤー)。

数年前に起こったこのような現象を私はコーティング剤が原因だと思い込み、塗料屋さんに「これはどうなってんの?」と聞きました。ところが塗料屋さんは「そんなの初めて聞いたで」、私は「エッ!ほんま!」、そしたら犯行は紙ヤスリの仕業か!?。ということで紙ヤスリを空研ぎペーパーから耐水ペーパーに替えてみると、この問題は一気に解消しました。

皆さんはこういうことにならないようにご注意を。

さて、ここからはコーティング被膜を丁寧にサンディングしていくことになります。

「よ~し丁寧にサンディングすればいいんだな、丁寧だな・・・エエー!ていねいって?いったい・・どうすりゃいいの~」。「丁寧にサンディング」という言葉はハンドメイドルアーの製作本なんかでもよく使われていますが、具体的にはどのようなサンディングのことをいうのでしょうか?。

私はこういうことだと思います。

ホイル仕上げのルアーの場合はボディとアルミホイルの段差を集中的にサンディングします。もちろん、その他の部分もドブ浸けの際にコーティング液の乗りが良くなるようにサッサッとサンディングしておきます。このように、ドブ浸け→サンディングを何度も繰り返えしていくとボディとアルミホイルの段差が次第に小さくなり、写真(矢印)のように、わずかな凹みが数ヵ所残る状態になります。

更にドブ浸け→サンディングを繰り返し、最後の凹みが見えなくなった時が次の工程(塗装)へ移るタイミングです。

ここでやっとこさボディはツルツルに。

このボディとアルミホイルの段差のサンディングと並行して、もう一箇所サンディングを集中的にしなくてはならない箇所があります。
それは顔とエラブタの部分なのですが、この部分(丸印)を紙ヤスリで均しておかなければ、後で貼り付けるアルミホイルに下の凸凹が写ってしまうという問題が発生してしまうからです。でも削り過ぎには気をつけましょう、下地のアルミホイルにキズを付けないよう慎重にサンディングしていきます。

これは私が数年前に作った失敗作品。
なんだか顔からエラブタにかけての凸凹は「手を抜いたな」という感じが見て取れます。

そして、これは最近の作品。
顔からエラブタにかけての部分がツ~ルツルのピッカピカ。
自分で言うのもなんですが、これは「丁寧に仕上げているな」と一目で分かります。

え~と、他に紙ヤスリを扱うときの注意点はというと・・・そうそう、アレアレ「居眠り」。私の場合こともあろうにサンディングの最中に居眠りしてしまうことがしばしば、こんなとき目は閉じているのに手だけが動くという奇妙な現象が起こります。

「アッしまった!」と我に返るも時既に遅し、ルアーは削り過ぎて下地が見えた状態に(こうなったルアーはボツ)。

特に夜間の作業では注意が必要です!。

右、左、右、左、サンディングしている紙ヤスリとルアーを交互に見ているとクラクラクラ~・・コックリ・・コックリ・・ガクッ!。これはいったい何なんでしょう?、自分で自分に催眠術をかけているのか、それともただ疲れているだけなのか?。

おそらく、こういう居眠りは睡眠時間をたっぷりとって規則正しい生活をおくれば解決することだと思います。

しかし、それがなかなか難しい。

執筆者紹介:
広岡勝幸(広岡クラフト代表)
(ひろおかかつゆき)。和歌山県在住。1964年生まれ。幼少より釣竿を片手に海岸をめぐり釣りに明け暮れる。1986年頃よりルアーフィッシングの魅力に取り付かれ、同時期にルアー作りも始める。2005年より自ら製作するルアー「HCルアー」の販売を開始。
趣味はスポーツ観戦、ライブハウスめぐり、食べ歩き。ルアーフィッシングは・・・仕事です。

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