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釣りコラム

北海道の自然

利別川

2010.02.21 掲載
北海道・川の釣りガイド
山口裕理

利別川(としべつがわ)は十勝川水系で一番大きな支流です。流路延長は150kmもあり、十勝川(154km)に流域面積ではかないませんが長さでは引けをとりません。十勝地方北部に位置する陸別町の東三国山(標高1230m)に源を発して南へ流れ、陸別町、足寄町、本別町、池田町を経て豊頃町で十勝川に合流します。川は上流域から粘土状の火山灰の大地を流れています。川岸には土がむきだしになった崖が目立ちます。加えて周りには畑や牧場が多く、保水能力が非常に低い川です。雨が降ると火山灰や土が流れ込んで直ぐに濁って増水します。また、濁りや増水の回復に非常に時間がかかります。入渓するタイミングが難しい川です。川底は上流域では岩盤や砂利か小石が多く、中流域からは小砂利や砂がほとんどです。大きな岩などが無く平坦で不安定な川底を単調な流れが続いている区間が多く見られます。魚はこのような場所を嫌うので、ほとんどのエリアで竿は出せますが、釣れるポイントが見つけにくい川です。

大昔はヤマメやアメマスやイトウが生息していました。昭和37年に足寄町と本別町の境界線あたりに仙美里ダムが建設されてから一変しました。私が通い始めた昭和55年頃には、既に仙美里ダムの上流域にヤマメやアメマスは少なく、イトウは絶滅寸前でした。放流を起源とするニジマスとブラウントラウトの川になっていました。あの時期に何とか間に合ってイトウに数回出会えたことは幸運としかいえません。初めて60cm以上のブラウントラウトを釣ったのもこの川でした。今ではイトウはもちろんのこと、ヤマメやアメアスもほとんど姿を見ません。メインターゲットはニジマスで、ブラウントラウトは減っています。小型のブラウントラウが生息していた支流が、河川改修されたことが影響しているのではないかとか考えています。

仙美里ダム完成後は下流域も魚が少なくなりました。産卵場所の上流域まで遡上ができなくなったことが重大ですが、ダムから放水がほとんど行われなくなり水量が減ったことも重大です。太平洋から十勝川を経て遡上するアメマスまで数が減りました。しかし、平成6年から地元の要望を受けてダムから常時放水が開始されてからは、徐々に魚が増え始めています。また、サケでも遡上が難しい位に落差があった池田町の高島頭首工が、平成13年に取り壊されたことも良い影響を及ぼしています。今はニジマスとアメマスの他にブラウントラウトの姿も見られます。

最下流域に早春にアメマスを狙いに行くといつも思い出すことがあります。20年以上前の話です。早朝から釣りに行き堤防近くの農道を走っていた時に、大きな雪の吹き溜まりに車が突っ込んでしまい身動きが取れなくなりました。とにかく電話を借りようと吹雪の中を寒さをこらえて30分位歩き農家へたどり着きました。事情を説明すると、親切なことに体が温まるまで休憩させてもらい、その後トラクターで車を救出してくれました。本当に助かりました。

執筆者紹介:
山口裕理(北海道・川の釣りガイド)
(やまぐちひろまさ)。1960年1月生まれ。「北海道・川の釣りガイド・山口」代表。日本大学農獣医学部水産学科卒。幼少より釣りにいそしみ、河川や湖のいろいろな釣りを経験し、1992年釣りガイドを始める。

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