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釣りコラム

北海道の自然

札内川

2014.03.24 掲載
北海道・川の釣りガイド
山口裕理

札内川(さつないがわ)は、大雪山連峰の十勝岳(2077m)に源を発し、流路延長156kmを経て十勝川へ合流する、十勝地方で3番目に大きな川です。釣りの対象魚は、最上流域はオショロコマ、上流域はオショロコマとニジマス、中流域から下流域はニジマスとわずかなヤマメになります。札内川は平成9年12月に札内川ダムの運用が開始されてから、釣りの様子が大きく変わりました。ダムを境に上流と下流に分けて説明します。

ダムより上流は、ダム建設前、道路は狭く悪路で通行は危険でしたが、10km以上上流まで車で進むことができ入渓できました。ダム建設後、道路は広くなり舗装されて通行が安全になったかわりに、ダムより約6kmで通行止めとなり車での上流への入渓が閉ざされました。空の青、山の緑、川のコバルトブルーに囲まれた山岳渓流の素晴らしい景観での釣りを簡単に楽しめなくなったことは非常に残念です。しかし、うれしい変化もあります。ニジマスが生息する川にダムが建設され3年ほど経つと、ダム湖の広いフィールドが影響するのか、大きなニジマスの数が増えることを体験しています。ダムから上流約6kmにある大型砂防ダムまで区間は、まさにこの状況で経過しています。

ダムより下流の釣りは上流よりさらに大きく変化しました。ダム建設前、札内川の本質は暴れ川で、春の雪解け増水に始まり、大雨のたびに川は増水して形が大きく変わっていました。その度に釣りのポイントが変化して、毎回ポイント探しから釣りを始めなればなりませんでした。一日中歩いても良いポイントが見つからないこともありました。せっかく見つけたポイントが、増水で破壊されて残念に思っこともしばしばあります。

ダム建設後は建設目的の一つが洪水対策である通りに放水量が調節されました。川の形を変えてしまうほどの増水は少なくなり、ポイントの持続性が高くなり、総じて釣りが楽になったと言えます。しかし、釣りが楽になったことで入渓者が多くなりました。増水が少なくなったことは釣りができる日が多くなったことと同じで、入渓者が多くなりました。

自然環境としての問題も発生しています。初めて経験して目を疑いましたが、2012年8月3日に中札内村の上札内橋付近で川が無くなっているのを目撃しました。いくら探しても川はありませんでした。報道では雨不足によりダムの放水量が少なく、この付近の川は伏流水となって消えてしまったとのことです。さすがに魚は移動して生きのびたと思いますが、水生昆虫などは全滅したと思います。洪水や増水が少なくなった影響で、河原の樹林化が進み動植物への影響も懸念されています。昔の札内川へ戻すことは無理だとあきらめてはいますが、どうしても昔の札内川を懐かしく思ってしまいます。

執筆者紹介:
山口裕理(北海道・川の釣りガイド)
(やまぐちひろまさ)。1960年1月生まれ。「北海道・川の釣りガイド・山口」代表。日本大学農獣医学部水産学科卒。幼少より釣りにいそしみ、河川や湖のいろいろな釣りを経験し、1992年釣りガイドを始める。

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